楽天モバイル UN-LIMIT VIでは、2021年4月27日から、iPhone SE(第2世代)に公式対応し、4月30日から公式サイトでも販売を行っています。
このページでは、iPhoneSE(第2世代)を購入または持ち込みで、楽天モバイルで使うための設定手順や注意点をまとめました。iPhoneSE(第1世代)についてはこちらから。
楽天モバイルが公式にiPhone正式対応を発表しているので、「裏技」とか「難しい設定」など必要なく簡単です。
楽天モバイルはiPhone SE(第2世代)に正式対応中

楽天モバイルUN-LIMIT VIでは、iPhone SE(第2世代)へ公式に対応しています。さらに、楽天モバイルの店舗・ウェブサイト・楽天市場でも販売もしています。
正式対応するiOSバージョンとキャリア設定バージョン
2021年4月27日(火)よりiOS14.4以降を搭載し、キャリア設定アップデートを実施したすべてのiPhoneで、楽天モバイル 楽天回線をご利用いただけるようになりました。
Rakuten Mobile
楽天モバイルでiPhone SE(第2世代)を利用する際には、iOSとキャリア設定のバージョンが、次の指定以降になっている必要があります。
- iOS14.5/14.6/14.7:キャリア設定 46.1
- iOS14.4/14.4.1/14.4.2:キャリア設定 45.1
iPhone SE(第2世代)は、2020年の春に発売された新しいモデルですので、Appleからのアップデートもまだまだ続きます。
iOSおよびキャリア設定のアップデートの仕方:
- iOS:「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で、アップデートがある場合のみ表示
- キャリア設定:「設定」→「一般」→「情報」を開き、アップデートがある場合のみ表示
iOS14.4以降を搭載(アップデート)できるiPhoneは、iPhone 6S以降のモデルです。1つ前のモデル、iPhone 6はiOS 12までのため、楽天モバイルでは対応していません。
iPhone SE(第2世代)で、対応するサービス一覧
サービス名 | 対応可否 |
---|---|
4G回線 | ○ |
5G回線 | × |
データ通信 | ○ |
音声通話 | ○ |
テザリング | ○ |
SMS | ○ |
ETWS(緊急地震速報、津波警報など) | ○ |
APN自動設定(国内) | ○ |
APN自動設定(海外) | ○ |
110/119通話などでの高精度な位置情報測位 | ○ |
回線の自動切り替え | × |
多くのサービスは、iPhone SE(第2世代)で利用が可能です。
5G通信はiPhone SE(第2世代)本体が未対応なため利用できません(iPhone 12以降要)。
なお、基本的なデータ通信・通話・SMSは利用可能で、緊急地震速報も受信可能です。テザリングは楽天モバイルでは一切制限もなく無料で使えます。詳しくは、楽天モバイルで自宅Wi-Fiとテザリングを参考に。
楽天モバイルとパートナー回線の自動切り替えについては、iPhone SE(第2世代)は未対応です。次の方法を使い、手動で切り替えが可能です。
- 機内モードのON/OFF
- 本体の再起動
iPhone SE(第2世代)にて、現在接続中の回線エリアの確認方法

楽天回線とパートナー回線のどちらに接続しているかを確認したい
→ 接続されている回線エリアは、「my 楽天モバイルアプリ」もしくは「Web版my 楽天モバイル」で確認が可能です。
情報元:
楽天モバイル お客様サポート
2021年8月27日に、my楽天モバイルがアップデートされ、iPhone版やweb版でもAndroid版my楽天モバイル同様に、現在接続中の回線が確認できます。*アプリ版my楽天モバイルでは最新へアップデート要

また、Web版でも接続中回線確認が可能になったので、バソコンからや他の端末からも確認が可能になっています。
これにて、iPhone SE(第2世代)利用中にも時々回線を確認し、もしパートナー回線なら手動接続切替すれば、パートナー回線(5GB)利用も極力減らせますね。
(非公式)接続バンドでの確認方法
iPhoneの電話アプリにて「*3001#12345#*」をダイヤルし、Field Testを開き確認は可能です。(確認する際は、Wi-Fiをオフにし暫く待ってから行います。)

- band 3:楽天モバイルエリア
- band 18等:パートナーエリア
eSIM対応、デュアルSIM利用可能
iPhone SE(第2世代)は、eSIMとnanoSIM両方に対応した、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)と言われるモデルで、楽天モバイルではeSIM・nanoSIMいずれのSIMタイプでも利用が可能です。

また、eSIM・nanoSIM共に発行手数料無料・交換手数料も無料になっています。eSIM再発行は数分で可能ですが、eSIMからnanoSIMへの変更には(郵送もあり)時間がかかります。
他社のSIMとのデュアルSIM(2回線)利用や海外での現地SIMなどプリペイドSIM利用を将来考えて、楽天モバイルをeSIMにしておくと、nanoSIMトレーはいつも空けておく事が可能です。
APN自動設定に対応(手動設定・プロファイル不要)
楽天モバイルで購入された製品は、自動的にインターネット通信接続が完了しますので、お客様にAPN設定を行っていただく必要はございません。
Rakuten Mobile
楽天モバイルでiPhone SE(第2世代)を利用する際には、格安SIMでよくあるプロファイルのダウンロード・インストールや、手動で各種数値を入力する必要はありません。
ただし、設定ができない・圏外になる場合は、次を再度確認が必要です。
- SIMロックは解除されているか?
- APN設定プロファイル削除されているか?
- iOSバージョンは、14.4以降か?
- 「キャリア設定のアップデート」が完了しているか?
SIMロックがかかったiPhone SE(第2世代)を、楽天モバイルでは利用できませんので、楽天モバイルへの乗り換えの際は確実に、前キャリアでSIMロック解除をしておきましょう。
以前格安SIMを使っていた場合、APN設定プロファイルが残っている可能性があります。「設定」→「一般」→「プロファイル」に行き、不要なプロファイルを消去しましょう。
iOSバージョンは14.4以降にしている事が必須です。上記で説明の通りキャリア設定のバージョンも最新利用が必要です。
その他詳しくは、下記か楽天モバイルでiPhone利用で知っておく事一般編で説明します。
持ち込みスマホあんしん保証にも対応
楽天モバイルにMNP乗り換え等で持ち込んだスマートフォンの破損、全損、水没時に、新品同等の同一機種を交換品する保証サービスで、iPhone SE(第2世代)にも対応しています。なお、盗難・紛失は対象外です。
モデル名 | 月額利用料 | 自己負担金(免責金額) |
---|---|---|
iPhone SE(第2世代) | 715円 | 12,100円 |
加入は、楽天モバイル回線開通日から30日以内に、オンラインで加入手続きをする必要があります。保証に入りたい人は、MNP転入後忘れずに申し込みを!
楽天モバイルでiPhone SE(第2世代)を公式販売中
楽天モバイルでは、2021年4月30日よりiPhone SE(第2世代)の販売を行っています。
iPhone SE(第2世代)価格とモデル
楽天モバイルで販売するiPhone SE(第2世代)は、3色と(ストレージ)3サイズで、計9モデルが販売されています。なお、256GBはApple公式サイトで販売が終了している製品のため、楽天モバイルでも在庫限りの可能性が高いです。
- 色:ホワイト・ブラック・PRODUCT(RED)
サイズ | 一括払い | 24回払い | 48回払い iPhoneアップグレードプログラム |
---|---|---|---|
64GB | 44,800円 | 1,866円/月 | 933円/月 |
128GB | 49,800円 | 2,075円/月 | 1,037円/月 |
256GB | 62,800円 | 2,616円/月 | 1,308円/月 |
分割払いも可能で、楽天カードを使う事で分割手数料や金利が0円となっています。なお、分割払いは、初回のみ端数の調整のためか金額が異なります。最終的な支払い金額は公式サイトで確認してください。
iPhone アップグレードプログラム

48回払いのiPhone アップグレード プログラムを利用すると、25カ月目以降の製品代金の支払いが不要で、他の対象製品に機種変更できます。または残金を一括払いするといつでも終了も可能で返品も不要です。
プログラム費用は月々1円で、返却時に事務手数料3,300円が発生しますが、月々の支払いを大幅に抑えて、手軽にiPhoneを購入できますよ!
iPhoneと電話かけ放題回線のセットが、933円/月で持てるのです!
iPhone SE(第2世代)向けキャンペーン
楽天モバイルでは初めての申し込みで、「【Rakuten UN-LIMIT VIお申し込み特典】だれでも5,000ポイントプレゼント」として、新規申込で5,000ポイントが貰えます。
さらに、他社からの乗り換え(MNP転入)なら、さらに15,000ポイントもあり、iPhone アップグレードプログラムで製品購入すれば、全キャンペーンで最大計25,000ポイント貰えます。
キャンペーン詳細は公式サイトへ
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楽天モバイルでiPhone SE(第2世代)を利用する手順
iPhone SE(第2世代)を楽天モバイルへ、持ち込みで利用する際の設定手順を記載します。順番を前後する場合もありますが、全て必要な手順です。MNP転入乗り換えの手順についてを参考にどうぞ。
なお、事前の確認・準備だけは、一番最初に行います。
1. 事前の確認・準備

事前の準備と確認で最も重要なのは、自分のiPhone SE(第2世代)がSIMロックされていないのか確認と、もしロックされているなら、購入元(ドコモ・au・ソフトバンク等)でSIMロック解除が必要です。
iPhoneの標準アプリ「設定」→「一般」→「情報」と移動し、画面を下にスクロールすると、「SIMロック」の項目で「SIMロックなし」となっていれば、ロック解除済みかSIMフリー機の意味です。
もし「SIMロックあり」と表示の場合、購入元で解除してください。
大手キャリアSIMロック解除関連ページへのリンク
楽天モバイル・Apple Storeや他の格安SIMで販売されるSIMフリーモデルは、そのまま楽天モバイルで利用が可能です。
2. iOSをアップデート
iPhone SE(第2世代)は、最新のiOSアップデートへ対応しています。楽天モバイルのiPhone利用には14.4以降が必要ですが、アップデートする事で利用可能です。
2021年7月現在なら、iOS14.7へまでアップデート可能ですので、最新に更新をしましょう。
アプリ「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認します。下記の通り「iOSは最新です」と表示であれば、(バージョン関係なく)その時の最新です。

3. 楽天モバイルのSIM設定
楽天モバイルのnanoSIMなら、そのままiPhone SE(第2世代)のSIMトレーに差し込みましょう。eSIM利用の場合は、先にmy楽天モバイルで、SIM再発行を申請します。
※ ここからは、Wi-Fi等の別の通信環境が必須です。

別スマホで申請していた場合、QRコードで読み取り利用もできますが、my 楽天モバイルアプリ内で開通手続きも可能です。

再発行申請から開通まで数分で可能です。なお、再発行申請した時点で前のスマホはSIM無しになります。つまり、Wi-Fi接続等データ通信環境は別に無いと、途中で設定ができなくなります。
4. キャリア設定アップデート
キャリア設定のアップデートを行います。私の場合、eSIM設定をし開通手続きが済むと、すぐに下記のように表示が出たのでアップデートを行いました。

もし、上記の表示が出ない場合や、「今はしない」を押した場合は、iOSアプリ「設定」→「一般」→「情報」へ行きます。
キャリア設定のアップデートが必要ならポップアップで上記の「キャリア設定アップデート」が表示されます。

キャリア設定のバージョンは、iOSアプリ「設定」→「一般」→「情報」で、下にスクロールすると、上記の通り確認も出来ます。
5. Rakuten Linkのインストール

楽天モバイルを利用するのに必須アプリは2つあり、1つ目が上記の「my楽天モバイル」、もう1つが「Rakuten Link」になります。
Rakuten Linkが無いと、日本国内電話かけ放題ができません。iOS標準アプリは着信にのみ利用します。発信に利用すると30秒22円です。
更に、楽天モバイルのキャンペーンでは、「Rakuten Link」を用いた発信で10秒以上の通話が必須の条件ですので、必ず入れて使いましょう。
楽天モバイルでiPhone SE(第2世代)使う際の注意点
ここでは、楽天モバイルでiPhone SE(第2世代)を使う際に注意する点を紹介します。
自動切り替え不可でのパートナーエリア上限に注意
パートナー回線と楽天モバイル回線の切り替えがiPhone SE(第2世代)では自動で行いません。その為注意が必要なのが、パートナー回線で利用している際に、月利用上限5GBに達する事です。
楽天モバイルは、田舎や地方でまだまだ自社回線でカバーしていない地域があるので、パートナー回線で通信を行います。
この際に、パートナー回線の電波を掴んでいる事を知らず、知らずに大きな通信をすると上限に達します。また、通常楽天モバイルのエリア内でもあっても、ビルの谷間や地下に入り切り替わる可能性があります。
そのため、時々接続中回線を確認し、もしパートナー回線なら手動接続切替し、パートナー回線(5GB)利用を極力減らしましょう。
なお、月々に5GB以上使わない人は、注意する必要はありません。
アプリ・設定でデータ量の利用制限やアラートはない
楽天モバイルには上限設定のオプションはありません。iPhoneの標準アプリ内にも、データ利用量でのアラートや通信停止機能はありません。

楽天モバイルは段階制プランで金額が変わります。1GBまでなら無料、3GBなら1,078円となっているのですが、0.99GBや2.99GBなどギリギリまで使うのは残念ながら難しいです。
iOS版Rakuten Linkの仕様はAndroid版と異なる
iOS版のRakuten Linkの仕様変更が2021年7月6日に行われました。ついて、次の2点の変更と、一部サービスの有料化が行われました。
- 電話受話がiOS標準電話アプリを利用
→海外での受話が有料化・Wi-Fi通信で着信不可 - SMSの送受信がiOS標準メッセージアプリを利用
→SMSの送信が全て有料に
上記の通り残念な有料化の話がiPhoeの利用でのみ発生します。ただし、Rakuten Linkを使い日本国内への電話への無制限かけ放題は引き続き利用が可能です。そして、予想ですが、通話に関しては次の利点もあります。
- 通話品質の向上
- 同一Apple ID端末での通話
Rakuten LinkよりiOS標準アプリ利用になり、通話品質は向上しそうです。そしてログインが同じApple ID利用のMac/iPad/Apple Watchでも通話が可能になると思われます。
詳細:楽天モバイル iOS版Rakunten Link仕様変更
楽天モバイルへiPhone SE(第2世代)を持って乗り換える
iPhone SE(第2世代)をすでに持っていて、楽天モバイルにまだ入っていないなら、SIMのみで20,000P進呈のキャンペーンのおかげで、今が絶好のチャンスです!!
楽天モバイルへの乗り換え費用や手順についてにて詳しく書いているので参考にどうぞ
乗り換えでSIM契約のみで20,000Pプレゼントキャンペーン

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言い換えるなら、自分のiPhone SE(第2世代)を持ち込んで契約でも20,000ポイント入ります!!
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