楽天モバイル UN-LIMIT VIでは、前モデルのSE(第2世代)からiPhoneを販売をし、iPhone SE(第3世代)も公式対応・販売を行っています。
このページでは、iPhoneSE(第3世代)を購入または持ち込みで、楽天モバイルで使うための設定手順や注意点をまとめました。
楽天モバイルが公式にiPhone正式対応を発表しているので、「裏技」とか「難しい設定」も無くシンプルです。
楽天モバイルはiPhone SE(第3世代)に正式対応中
楽天モバイルUN-LIMIT VIでは、iPhone SE(第3世代)へ公式に対応しています。

上記はiPhone SE(第3世代)SIMフリー機向けですが、何処で購入したか関係なく*、楽天モバイルサービスへ対応です。(*SIMロックなし)
さらに、楽天モバイルの店舗・ウェブサイトおよび楽天市場店でも販売をしています。
正式対応するiOSバージョンとキャリア設定バージョン
2021年4月27日(火)よりiOS14.4以降を搭載し、キャリア設定アップデートを実施したすべてのiPhoneで、楽天モバイル 楽天回線をご利用いただけるようになりました。
Rakuten Mobile
楽天モバイルでiPhoneを利用する際は、iOSとキャリア設定のバージョンが指定以降が必須ですが、iPhone SE(第3世代)についてはiOS15以降がインストールされている為、全て利用が可能です。
- iOS15.4:キャリア設定 50.1
- iOS14.5/14.6/14.7:キャリア設定 46.1
- iOS14.4/14.4.1/14.4.2:キャリア設定 45.1
iOSおよびキャリア設定のアップデートの仕方:
- iOS:「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で、最新があれば可能
- キャリア設定:「設定」→「一般」→「情報」を開き、アップデートがあると確認あり
iOS14.4以降を搭載(アップデート)できるiPhoneは、iPhone 6S以降のモデルです。1つ前のモデル、iPhone 6はiOS 12までのため、楽天モバイルでは対応していません。
iPhone SE(第3世代)で、対応するサービス一覧
サービス名 | 対応可否 |
---|---|
4G回線 | ○ |
5G回線 | ○ (sub6に限る) |
データ通信 | ○ |
音声通話 | ○ |
テザリング | ○ |
SMS | ○ |
ETWS(緊急地震速報、津波警報など) | ○ |
APN自動設定(国内) | ○ |
APN自動設定(海外) | ○ |
110/119通話などでの高精度な位置情報測位 | ○ |
回線の自動切り替え | ○ |
全てのサービスが、iPhone SE(第3世代)で利用が可能です。5G通信は SE(第3世代)では、sub6のみ対応です(ミリ波はiPhone側で未対応)。
なお、基本的なデータ通信・通話・SMSは利用可能で、緊急地震速報も受信可能です。テザリングは楽天モバイルでは一切制限もなく無料で使えます。詳しくは、楽天モバイルで自宅Wi-Fiとテザリングを参考に。
iPhone SE(第3世代)は、楽天モバイルとパートナー回線の自動切り替えに対応しています。それでも変わらない場合は、次の方法で手動切り替えが可能です。
- モバイルデータ通信をOFFにする
- 約10分待ちモバイルデータ通信をONにする
iPhone SE(第3世代)にて、現在接続中の回線エリアの確認方法

楽天回線とパートナー回線のどちらに接続しているかを確認したい
→ 接続されている回線エリアは、「my 楽天モバイルアプリ」もしくは「Web版my 楽天モバイル」で確認が可能です。
情報元:
楽天モバイル お客様サポート
2021年8月27日に、my楽天モバイルがアップデートされ、iPhone版やweb版でもAndroid版my楽天モバイル同様に、現在接続中の回線が確認できます。*アプリ版my楽天モバイルでは最新へアップデート要

また、Web版でも接続中回線確認が可能になったので、バソコンからや他の端末からも確認が可能になっています。
(非公式)接続バンドでの確認方法
iPhoneの電話アプリにて「*3001#12345#*」をダイヤルし、Field Testを開き確認は可能です。(確認する際は、Wi-Fiをオフにし暫く待ってから行います。)

- band 3:楽天モバイルエリア
- band 18等:パートナーエリア
eSIM対応、デュアルSIM利用可能
iPhone SE(第3世代)は、eSIMとnanoSIM両方に対応し、楽天モバイルではeSIM・nanoSIMいずれのSIMタイプでも利用が可能です。

また、eSIM・nanoSIM共に発行手数料無料・交換手数料も無料になっています。eSIM再発行は数分で可能ですが、eSIMからnanoSIMへの変更には(郵送の)時間がかかります。
他社のSIMとのデュアルSIM(2回線)利用や、海外でプリペイドSIMなどの現地SIM利用を考えているなら、楽天モバイルをeSIMにしておくと、nanoSIMトレーはいつも空けておく事が可能です。
APN自動設定に対応(手動設定・プロファイル不要)
楽天モバイルで購入された製品は、自動的にインターネット通信接続が完了しますので、お客様にAPN設定を行っていただく必要はございません。
Rakuten Mobile
楽天モバイルでiPhone SE(第3世代)を利用する際には、格安SIMでよくあるプロファイルのダウンロード・インストールや、手動で各種数値を入力する必要はありません。
もし、通信が出来ない場合、次の事を確認してください。
- SIMロックは解除されているか?
- 「キャリア設定のアップデート」が完了しているか?
- APN設定プロファイル削除されているか?
iPhone SE(第3世代)は、キャリアがSIMロックを止めた事で、SIMロックがかかった製品は日本国内では通常販売していません。ただし、外国用モデル等ではキャリアでSIMロック解除が必要な場合があります。
以前格安SIMでiPhoneを利用していた場合、APN設定プロファイルが残っている可能性があります。「設定」→「一般」→「プロファイル」に行き、不要なプロファイルを消去しましょう。
楽天モバイルでiPhone利用で知っておく事一般編で詳しく説明します。
楽天モバイルでiPhone SE(第3世代)を購入
楽天モバイルでは、iPhone SE(第3世代)をメーカー発売日と同時に販売を行っています。
iPhone SE(第3世代)価格とモデル
楽天モバイルでは、全種類のiPhone SE(第3世代)が販売されています。
iPhone SE(第3世代)では、色違いが3色とストレージサイズ違いで3サイズで、計9タイプが販売されています。
サイズ | 一括払い | 24回払い | 48回払い iPhoneアップグレードプログラム |
---|---|---|---|
64GB | 57,800円 | 2,408円/月 | 1,204円/月 |
128GB | 63,800円 | 2,658円/月 | 1,329円/月 |
256GB | 76,800円 | 3,200円/月 | 1,600円/月 |
分割払いも可能で、楽天カードを使う事で分割手数料や金利が0円となっています。なお、分割払いは、初回のみ端数の調整のためか金額が異なります。最終的な支払い金額は公式サイトで確認してください。
iPhone アップグレードプログラム(48回払い)

48回払いのiPhone アップグレード プログラムを利用すると、25カ月目以降の製品代金の支払いが不要で、他の対象製品に機種変更できます。または残金を一括払いするといつでも終了も可能で返品も不要です。
プログラム費用は0円で、返却時に事務手数料3,300円が発生しますが、キャンペーンも対象になり、月々の支払いを大幅に抑えて、手軽にiPhoneを持つことができます!
iPhone SE(第三世代)と電話かけ放題回線のセットが、1,204円/月で持てるのです!
iPhone SE(第3世代)は、最大35,000ポイント還元中
現在、iPhone SE(第3世代)は最大35,000ポイント還元のキャンペーンが実施中です。

なお、これらはキャンペーンの複合になるので、条件を4つ達成が必要です。1つは初めての新規購入、2つ目はiPhone SE(第3世代)の購入、そして3つ目がiPhone アップグレードプログラムを利用となっています。さらに10分かけ放題契約と利用も必要です。
詳しくは公式サイトへ:
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楽天モバイルでiPhone SE(第3世代)を利用する手順
iPhone SE(第3世代)を楽天モバイルへ、持ち込みで利用する際の設定手順を記載します。順番を前後する場合もありますが、全て必要な手順です。MNP転入乗り換えの手順についてを参考にどうぞ。
なお、事前の確認・準備だけは、一番最初に行います。
1. 事前の確認・準備

iPhoneで、「設定」→「一般」→「情報」でSIMロックの有無が確認できます。
iPhone SE(第3世代)はキャリアでSIMロックは通常されていません。
大手キャリアSIMロック解除関連ページへのリンク
現在、日本ではSIMロックは原則禁止となったため、楽天モバイル・Apple Store・キャリア、他の格安SIMで販売されるiPhoneは、そのまま楽天モバイルで利用が可能ですが、iPhone 13シリーズ以前のモデルはロックされている可能性があり、必ず確認しましょう。
2. iOSをアップデート
iPhone SE(第3世代)は、iOS15.4がインストールされた状態で出荷になるので、楽天モバイルの最低必要OS14.4を既に満たしています。
アプリ「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認します。下記の通り「iOSは最新です」と表示であれば完璧です。
※セキュリティの観点からも、iOSはいつも最新を利用しましょう。
3. 楽天モバイルのSIM設定
楽天モバイルのSIMがnanoSIMなら、そのままiPhone SE(第3世代)のSIMトレーに差し込みましょう。eSIM利用の場合は、先にmy楽天モバイルでSIM発行を申請します。
※ ここからは、Wi-Fi等の別の通信環境が必須です。

別スマホで申請していた場合、QRコードで読み取り利用もできますが、my 楽天モバイルアプリ内で開通手続きも可能です。

再発行申請から開通まで数分で完了です。なお、再発行申請した時点で前のスマホは「SIMなし」の状態になります。要は、楽天モバイルの通信は一旦切れるので、通信できません。
4. キャリア設定アップデート
キャリア設定のアップデートを行います。私の場合、eSIM設定をし開通手続きが済むと、すぐに下記のように表示が出たのでアップデートを行いました。

もし、上記の表示が出ない場合や、「今はしない」を押した場合は、あとでiOS標準アプリ「設定」→「一般」→「情報」へ行きます。
キャリア設定のアップデートが必要ならポップアップで上記の「キャリア設定アップデート」が表示されます。iOS15.4の場合、キャリア設定は50.1になります。
iOSアプリ「設定」→「一般」→「情報」で、下にスクロールすると、上記の通りキャリア設定のバージョン確認も出来ます。
5. Rakuten Linkのインストール

楽天モバイルを利用するのに必須アプリは2つあり、1つ目が上記の「my楽天モバイル」、もう1つが「Rakuten Link」になります。
電話かけ放題には、Rakuten Linkを利用しますので、インストールを忘れずに!
さらに楽天モバイルのキャンペーンでは、「Rakuten Link」を用いた発信で10秒以上の通話が、必須の条件ですので、必ず使いましょう。
楽天モバイルでiPhone SE(第3世代)使う際の注意点
ここでは、楽天モバイルでiPhone SE(第3世代)を使う際に注意する点を紹介します。
アプリ・設定でデータ量の利用制限やアラートはない
楽天モバイルには上限設定のオプションはありません。iPhoneの標準アプリ内にも、データ利用量でのアラートや通信停止機能はありません。

楽天モバイルは段階制プランで金額が変わります。1GBまでなら無料、3GBなら1,078円となっているのですが、0.99GBや2.99GBなどギリギリまで使うのは残念ながら難しいです。
Rakuten Linkの仕様変更が予定されている
実施日程は未定ですが、iOS版のRakuten Linkの仕様変更が予定されています。ついて、次の2点の変更と、一部サービスの有料化が行われます。
- 電話受話がiOS標準電話アプリを利用
→海外での受話が有料化・Wi-Fi接続での着信不可 - SMSの送受信がiOS標準メッセージアプリを利用
→SMSの送信が全て有料に
上記の通り残念な有料化の話がiPhoeの利用でのみ発生します。ただし、Rakuten Linkを使い日本国内への電話への無制限かけ放題は引き続き利用が可能です。そして、
- 通話品質の向上
- 同一Apple ID端末での通話
Rakuten LinkよりiOS標準アプリ利用になり、(個人的感想として)通話品質は向上しています。また、ログインが同じApple ID利用のMac/iPad/Apple Watchでも通話が可能です。
詳細:楽天モバイル iOS版Rakunten Link仕様変更
楽天モバイルへiPhone SE(第3世代)持って乗り換える
iPhone SE(第3世代)をすでに持っていて、楽天モバイルにまだ入っていないなら、SIMのみで25,000P進呈のキャンペーンのおかげで、今が絶好のチャンスです!!
楽天モバイルへの乗り換え費用や手順についてにて詳しく書いているので参考にどうぞ
乗り換えでSIM契約のみで25,000Pプレゼントキャンペーン

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