楽天モバイルから、SHARP AQUOSブランドのエントリースマートフォンAQUOS wishが販売されました。今回は、旧モデルのsense4 liteや1つ上のランクになるsense6とも比べてレビューです。
AQUOS wish とsenseシリーズ スペック比較
製品名 | AQUOS wish | AQOUS sense6 | AQUOS sense4 lite |
---|---|---|---|
価格(2022/3現在) | 29,800円 | 39,800円 | 25,001円 |
色 | オリーブグリーン アイボリー チャコール | ライトカッパー シルバー ブラック | ライトカッパー シルバー ブラック |
サイズ | 約 H147 × W71 × D8.9mm | 約152 x 約70 x 約7.9 (mm) | 約148 x 約71 x 約8.9 (mm) |
質量 | 約162g | 約156g | 約176g |
ディスプレイサイズ | 約5.7インチ HD+ / 1,520 × 720ドット | 約6.1インチ / IGZO OLED FHD+ / 2,432 × 1,080 | 約5.8インチ / IGZO FHD+ / 2,280 × 1,080 |
連続待受時間 (LTE) | 約600時間 | 約930時間 | 約1,020時間 |
連続通話(通信)時間 (LTE) | 約41時間 | 約50時間 | 約63.3時間 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G Mobile Platform オクタコア 2.0GHz×2 + 1.8GHz×6 | Qualcomm® Snapdragon™ 690 5G Mobile Platform オクタコア 2GHz + 1.7GHz | Qualcomm® Snapdragon™ 720G オクタコア 2.3GHz + 1.8GHz |
OS | Android™ 11 | Android™ 11 | Android™ 10 |
内部メモリ(RAM / ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) |
メインカメラ(外側) | 約1,300万画素 (標準) | 約4,800万画素 (標準) + 約800万画素 (広角) + 約800万画素 (望遠) | 約1,200万画素 + 約800万画素 |
フロントカメラ(内側) | 約800万画素 | 約800万画素 | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 3,730mAh | 4,570mAh | 4,570mAh |
おサイフケータイ / NFC | 対応 | 対応 | 対応 |
防水 / 防塵対応 | IPX5・IPX7 / IP6X | IPX5 ・ IPX8 / IP6X | IPX5 ・ IPX8 / IP6X |
通信 | 4×4 MIMO対応 IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth Ver5.1 | 4×4 MIMO対応 IEEE802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth Ver5.1 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth Ver5.1 |
生体認証 | 指紋 | 指紋・顔対応 | 指紋・顔対応 |
SIMタイプ | nanoSIM / eSIM | nanoSIM / eSIM | nanoSIM / eSIM |

AQUOS wishとAQUOS sense6・sense 4 liteを比較です。なお、senseシリーズはミドルレンジスマートフォンに分類されます。
wishとsenseシリーズとの、もっとも大きな違いはディスプレイですね。AQUOS wishはIGZOを使われていません。そのため画質やバッテリーの持ちとしては、サイズの近いAQUOS sense 4 Liteより劣っていますね。
ただ、値段や5G対応スマートフォンとして、指紋認証・IP67、耐衝撃などは1つ上のランクであるsenseシリーズと変わりません。
AQOUS wishの特徴・メリット
ここからは、特にAQOUS wishで注目したい点をピックアップして紹介です。
AQOUSシリーズの1番の特徴は、長く長期で使えるようにされている点ですが、wishシリーズはそこに安さもプラスされているのが特徴ですね。
個人的には、2台目需要に対応と感じます。
シンプルさとAQUOSブランドコンセプトの継承

AQUOS wishは、シンプルさを大事にしたスマートフォンと感じます。昨今では当たり前になってきた複眼カメラも排除し1眼になっています。
個人的にもスマートフォンで撮る写真のほとんどがズームや広角を使わない写真が多いので、十分と思います。ポケットからサッと出しパシャッと撮る感じですよね。複眼レンズって手動調整しないと使いませんから・・・。
逆に、不要な部分を排除しつつも、AQUOSシリーズの長く使えるスマートフォンとしての大事なところである、ROM/RAMサイズ・堅牢性・防塵防水・2回のアップデートは、しっかりとAQUOSシリーズとして継承しています。
また、最近では必須の、Felica(おサイフケータイ対応)もありがたいです。廉価版(エントリークラス)のスマートフォンで一番に排除されるのがFelicaな気もするので、さすが日本に本社を置くSHARPさんだからですかね。
価格が安い
楽天モバイルから発売された時点での製品価格は、楽天モバイル取り扱い中の5G対応スマートフォンで最安値になります。
モデル名 | 製品価格 | 初めての新規契約 | 初めての新規契約 +MNP乗り換え |
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AQOUS wish | 29,800円 | 24,800円 | 9,800円 |
MNP転入キャンペーンで20,000ポイントの還元を受けると、実質価格は9,800円となります!
さらにeSIM対応でデュアルSIMなのも嬉しいですね。楽天モバイルで販売中のデュアルSIMモデル一覧です。
端末名 | 一括価格 | 最大ポイント 還元額 | SIM | 4G/5G |
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iPhone 13 Pro Max | 134,800円〜 | 35,000P | eSIM x 2/nanoSIM | 5G |
iPhone 13 Pro | 122,800円〜 | 35,000P | eSIM x 2/nanoSIM | 5G |
iPhone 13 | 96,470円〜 | 35,000P | eSIM x 2/nanoSIM | 5G |
iPhone 13 mini | 78,400円〜 | 35,000P | eSIM x 2/nanoSIM | 5G |
iPhone 12 Pro Max | 122,800円〜 | 34,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
iPhone 12 Pro | 112,800円〜 | 34,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
iPhone 12 | 77,440円〜 | 34,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
iPhone 12 mini | 69,800円〜 | 34,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
iPhone SE | 22,001円〜 | 25,000P | eSIM/nanoSIM | 4G |
Rakuten Hand 5G | 39,800円 | 20,000P | eSIM x 2 | 5G |
Xperia 10 III Lite | 46,800円 | 25,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
OPPO Reno5 A | 39,980円 | 25,000P | eSIM/nanoSIM x 2 | 5G |
OPPO A55s 5G | 32,800円 | 20,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
OPPO A73 | 15,001円 | 15,000P | eSIM/nanoSIM | 4G |
OPPO Reno3 A | 26,980円 | 25,000P | nanoSIM x 2 | 4G |
AQUOS zero6 | 69,800円 | 20,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
AQUOS sense6 | 39,800円 | 20,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
AQUOS wish | 29,800円 | 20,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
AQUOS sense4 lite | 25,001円 | 25,000P | eSIM/nanoSIM | 4G |
AQUOS sense4 plus | 43,800円 | 20,000P | nanoSIM x 2 | 4G |
AQOUS wishの気になる点・デメリット
AQUOS wishは価格を抑えたエントリークラスのモデルでもあり、何でも付いてるハイエンドモデルとは異なります。気になる点・デメリットも確認です。
SHARPなのにIGZOではない
ディスプレイ性能が、約5.7インチ HD+ / 1,520 × 720ドットと発表されており、IGZOは掲載されていません。HD+と画素数も低めでもあるので、高精細でくっきりはっきりした画質が好みなら、wishは合わないですね。
AQUOS sense 4 Liteからのコンパクトさを求めて購入検討する場合でも、一段落ちるモデルと考えでないと後悔しますね。
バッテリー持ちが弱いか
IGZO未掲載が原因の1つにもなりますが、掲載バッテリーも小さく3,730mAhとなり、sense6やsense4 lite(4,570mAh)と比べるとかなり小さくなっています。
この2つの理由からか、待ち受け時間も約600時間となっており、sense4 liteの約1,020時間と比べるとかなり減ります。と言っても、600時間の待受時間は、他者のスマートフォンと比較すると、かなり長いです。
例えば、楽天モバイルで発売されている同レベルのモデルOPPOの A55s 5Gは約450時間となっています。
まとめ
AQUOS wishは、エントリーモデルのスマートフォンであり、レビューしててもハイスペックスマートフォンの紹介のように、自慢点ばかりではありません。
ただし、デメリットと言っても”シャープ製品として”(sense6と比べて)はの部分があり、他社の製品よりは、やっぱりいい感じとも思えます。
安さ・シンプルさを求めるなら、ありな製品ですよね。デザインや色もいい感じで2台目需要にもってこいかと感じます。
さらなる詳細は、楽天モバイル公式サイトから
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