デュアル回線は、今後の主流になりそうです。
デュアルSIM回線は、電話回線を2つ同時に契約し併用します。「なら費用も2倍に、高額では?」と思われますが、組み合わせと使い方次第で1回線より断然お得にすることが出来ます。
例えば、auで5GB毎月使うと6,765円/月です。高いですね・・・・。
この様な場合でも、今の契約を解約せず、楽天モバイルを併用しデュアルSIMや2回線を使うことで、キャリア(高額)での利用を減らして、楽天モバイルで安価な通信をすることで、トータルコストを安くすることが可能です。
今回は、そんなキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用していて、少しでも安く出来ないか思案している人向けに、楽天モバイルとデュアル回線を解説します!
デュアルSIMはキャリア利用の節約のため
キャリアを使っている人で、デュアルSIMを考えるのは、いろいろな理由を含めメインでキャリアを使い続けたい(または解約できない)が、安くしたいと思った時です。
キャリアを使い続ける理由が、スマホ決済用・キャリアメール利用・家族割の頭数と、解約できない理由は様々あると思いますが、無理して止め(解約し)、乗り換えする必要はありません。
キャリアとの契約を続けたまま節約を考えましょう!
では、そんな人が副回線(デュアルSIMの2つ目の回線)を持つと良い一番の理由(節約)は、安くデータ通信を使える事です。
ドコモ・au・ソフトバンクは、通信速度も速く安定しています、しかし高い・・・。例えば、それぞれの通信費を比較すると、楽天モバイルの数倍です!
楽天モバイル | ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|---|
〜1GB | 0円 | 3,465円 | 3,465円 | 3,278円 |
〜2GB | ー | ー | ー | 4,378円 |
〜3GB | 1,078円 | 4,565円 | ー | 5,478円 (LINEMO:990円) |
〜4GB | ー | ー | 5,115円 | ー |
〜5GB | ー | 5,665円 | ー | ー |
〜7GB | ー | 6,765円 | 6,765円 | ー |
〜20GB: | 2,178円 | ahamo 2,970円 | povo 2,700円など | LINEMO 2,728円 |
無制限 | 3,278円 | 7,315円 | 7,238円 | 7,238円 |
大手3社は高いです・・・
だからこそ、”乗り換え”と行きたい所ですが、まずはキャリアでのデータ利用量を減らすために、デュアルSIMを考えるのがスムーズです。
例えば、ドコモで7GB/6,765円をやめて1GBまで減らせば3,465円とかなり節約できます。そして節約する料金の一部で楽天モバイルと契約です!!
デュアルSIMが節約にならない場合もあり
デュアルSIMは、実は誰でもお得ではありません。特に次の3パターンの場合は要注意です。
- 元々データ通信をあまり使わない
- キャリアで最大の割引がある
- デュアルSIMの設定・利用をしない
元々データ通信をあまり使わない
例えば、月々のデータ通信が1GBしか使わない人が、2枚目のSIMを持っても1枚目のSIMカードの最低データ利用量すら達しておらず、2枚目が使いようがない状態です。
例えば、ドコモで毎月1GB以下の利用で3,465円を支払っている人が、楽天モバイルも契約したとしても、ドコモは1GBまでなら同額なので楽天モバイルを使う余地がありません。
その様な人が更に節約したいなら、きっぱり乗り換えを考えるべきですね。
キャリアで最大の割引がある
デュアルSIMを使う場合、データ利用量によっては、キャリアだけを使った方が安い場合もあります。以下でシミレーションしましたが、キャリアで割引を多く受けられている人は、単独利用の方が安い傾向があります。
- 楽天モバイルとNTTドコモ併用デュアルSIM利用料金節約シミレーション
- 楽天モバイルとKDDI(au)併用デュアルSIM利用料金節約シミレーション
- 楽天モバイルとソフトバンク併用デュアルSIM利用料金節約シミレーション
デュアルSIMの設定・利用をしない
デュアルSIMのためにSIMを複数契約しても、データ通信の設定をしっかり行い利用しないと、全く節約にならない場合があります。
例えば、デュアルSIMの場合、データ通信は基本片方で行うので、一方は電話だけしか使わない場合もあります。しかし勿体無いからと両方を使う様にし、設定や切り替えを忘れて、キャリア側で多く使ったりすると、全く意味がなくなります。
実は、面倒臭がりの方が一度設定し変えないので、そんな失敗は少ない可能性が高く・・・、自分は切り替えて使えると思っている人ほど、忘れたり・・・
デュアルSIMってなに?

デュアルSIMとは、デュアルSIMに対応した1台のスマホを使って、(ドコモと楽天モバイル等)2回線を同時運用をする事です。
スマホを2台持ってそれぞれに回線契約し運用する方法もありますが、それぞれに一長一短があります。例えば、2台持ちは、持ち歩くのは荷物になる点や、設定を2回する・充電を2台共にと、面倒さも2倍になります。
一方、デュアルSIMスマホ1台での運用も、アプリ毎で通信回線を選んだりは出来ない、スマホ機種が限定される(例えば、iPhoneやGoogle Pixelと)短所はあります。
それでも、2台持ちより手軽である、データ通信を一方で、通話は別でと組み合わせが可能です。
デュアルSIMおすすめスマホは?iPhone・OPPO・AQUOS?!
デュアルSIMにするか、2台のスマホを使うかは、正直大きな問題ではありません。
例えば、今現在iPhone(XR/XS以降)などのデュアルSIM対応スマホを使っているなら、デュアルSIM運用がおすすめです。
一方、今はSIMカード1枚のみに対応のモデルを使っている場合や、古いスマホが余っているなら、2台持ちから始めるのも良いですね。
要は、デュアルSIMは通信コスト削減のためがメインになるはずなので、余分な出費は控える事が大事です。
もし古いスマホも持っていない、デュアルSIM対応を使っていない場合は、楽天モバイルで豊富にあるので、新しい端末を購入です。
端末名 | 一括価格 | 最大ポイント 還元額 | SIM | 4G/5G |
---|---|---|---|---|
iPhone 13 Pro Max | 134,800円〜 | 35,000P | eSIM x 2/nanoSIM | 5G |
iPhone 13 Pro | 122,800円〜 | 35,000P | eSIM x 2/nanoSIM | 5G |
iPhone 13 | 96,470円〜 | 35,000P | eSIM x 2/nanoSIM | 5G |
iPhone 13 mini | 78,400円〜 | 35,000P | eSIM x 2/nanoSIM | 5G |
iPhone 12 Pro Max | 122,800円〜 | 34,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
iPhone 12 Pro | 112,800円〜 | 34,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
iPhone 12 | 77,440円〜 | 34,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
iPhone 12 mini | 69,800円〜 | 34,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
iPhone SE | 22,001円〜 | 25,000P | eSIM/nanoSIM | 4G |
Rakuten Hand 5G | 39,800円 | 20,000P | eSIM x 2 | 5G |
Xperia 10 III Lite | 46,800円 | 25,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
OPPO Reno5 A | 39,980円 | 25,000P | eSIM/nanoSIM x 2 | 5G |
OPPO A55s 5G | 32,800円 | 20,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
OPPO A73 | 15,001円 | 15,000P | eSIM/nanoSIM | 4G |
OPPO Reno3 A | 26,980円 | 25,000P | nanoSIM x 2 | 4G |
AQUOS zero6 | 69,800円 | 20,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
AQUOS sense6 | 39,800円 | 20,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
AQUOS wish | 29,800円 | 20,000P | eSIM/nanoSIM | 5G |
AQUOS sense4 lite | 25,001円 | 25,000P | eSIM/nanoSIM | 4G |
AQUOS sense4 plus | 43,800円 | 20,000P | nanoSIM x 2 | 4G |
上記のモデルは、現在楽天モバイルで販売されていて、SIMカードが2枚挿せる、またはeSIMとnanoSIMに対応の、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)モデルです。
iPhoneももちろん対応ですし、ミドルクラスで超絶人気のAQUOSも、デュアルSIMにしっかり対応しています。
♪楽天モバイルなら、月々0円運用もできる♪
デュアルSIM対応の事を、DSDSあるいはDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)とも言います。LTE(4G)時代は、VoLTEが両方対応か一方だけかの違いを区別して呼ばれていましたが、最近は全てDSDSと呼ぶ事が多いと思われます。
呼称の移り変わり:2G/3G時代→DSDS、LTE(4G)時代→DSDS・DSDV、5G時代→DSDS
また、iPadはDSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)です。これはSIMが2つ入れれる(iPadの場合eSIMとnanoSIM)が、1回線の通信のみ受信するモデルです。
iPhone 13は、TSDS(トリプルSIMデュアルスタンバイ)ですかね??と言い方は重要ではありませんが・・・。
※OPPO Reno3 AやReno5 Aは、ワイモバイル版はシングルSIM製品です。
デュアルSIMに、おすすめ通信会社は、楽天モバイル
デュアルSIM対応スマホの話でもでてきた、eSIMについて忘れてはいけません。まずeSIMを簡単に説明すると:
eSIM(イーシム)は、スマートフォンに内蔵された本体一体型のSIMです。これからは、設定が書き込まれたSIMカードが届くのを待ったり、扱いにくい小さなカードを差し替えたりする必要はありません。
Rakuten Mobile
そして、iPhoneやGoogle Pixel シリーズは、nanoSIMとeSIMがそれぞれ1枚対応なので、eSIM対応の通信会社を必ず一方選ばないと、デュアルSIM運用はできません。(iPhone 13シリーズは、eSIM x 2)
eSIM対応の通信会社は2021年から一気に増えており、キャリア全社も全て対応を済ましているので、eSIMはどんどん身近な物になり選びやすいです。その為eSIMかnanoSIMかの選択は重要ではありませんが、実体験から発行の手軽さ・無料な楽天モバイルがオススメです。
もし、今あるスマホ端末ですぐにデュアルSIMを始めたいなら、楽天モバイルでeSIMを選ぶと即日利用開始も可能です。
楽天モバイルがデュアルSIMの副回線に良い7つの理由
それでは、キャリアと比べて安いのは分かりましたが、その他にもたくさんの選択肢(特に格安SIM)と比べても、楽天モバイルがオススメになる理由を挙げていきます。
- 0円からスタート
- 段階制プラン
- 無制限通信も可能
- eSIMと物理SIMに対応
- 通信速度が速い
- デュアルSIMスマホも充実
- 手数料がほぼ無料、再契約もあり
月額0円からスタート

使わなければタダになるプランは、副回線として非常に魅力です。メイン回線を使いつつ、一定のデータ量からは副回線を使っていきたいと思う人には最高です。
また、格安SIMでは、通話付きとSIM以外にも、データ専用やSMS付きと基本料金を下げる目的で選べますが、楽天モバイルなら電話かけ放題ながらも、データ通信を使わなければ0円です!
なお、180日間全く使わなければ解約や停止の恐れがあります。詳しくは、楽天モバイルを無料で使うためにで深掘りしています。
段階制プランがお得

0円スタートも嬉しいですが、使った量によって値段が変わるのも更に嬉しいです。
例えば、2月は1GB、3月は20GB、4月は5GB・・・などと大きく利用量が変動しても、プランを加入し直したり、追加データの購入の必要はありません。
使った分だけ支払うので、余分な費用がかかりません。
格安SIMで翌月くりこせるをよく見ますが、実はあれ翌月まで期限を延長しているだけで、結局、毎月余ると使わないで無駄になる事が多いのですよね・・・。段階制がいいです。
無制限通信も可能

楽天モバイルの売りの一つは、こちらのデータ通信無制限使い放題で、月々3,278円の安さです。
データ通信が無制限で出来るところは実は限られるなか、税別3千円以下での無制限通信の提供は格安です!!
楽天モバイルエリア外では、5GB以上でスピード制限がかかりますが、それでも1Mbps出るので、格安SIMの通常より速い可能性もあるくらいです。
eSIMにも物理SIMにも対応、交換も無料

楽天モバイルは、eSIMも物理SIMも選ぶ事ができ、交換・発行手数料は一切無料です!
iPhoneやGoogle Pixelの副回線としてeSIMを利用する場合、あるいは物理SIMで古いスマホにnanoSIM等を入れる場合でも無料で交換し使えます。
サブ回線(副回線)は、メイン回線と違うので、アプリとの電話番号紐付けもしません。空いているスマホやタブレットへ、自由に入れ替えを考えた場合でも、SIM発行関連の手数料が無料は素晴らしいです!
通信速度が安定し速い

楽天モバイルは第4のキャリアとして、自社でアンテナを建てています。2021年末までに人口カバー率96%になる予定です。自社内でのスピードは当然ながら格安SIM(MVNO)とは一線を画します。
当然ながら、ライバルは格安SIMではありませんし、通信の安定性・速度共に、キャリアとしての意地を将来的にも見せてくれるはずです。

また、上記のマップの通り、少しづつですが5Gについても広がっています。来年・再来年には5Gが主流になりますが、乗り遅れる心配はありません。(そのはず!)
デュアルSIMスマホも充実
eSIM対応のスマホで一番種類の多いのがiPhoneで、次がGoogle Pixelですが、楽天モバイルは、Google Pixel 4以降にも完璧に対応し、iPhoneについても2021年4月27日以降、対応製品と公式に発表がありました。
これらの機種を今使っているなら、メインをキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のnanoSIMを使って、副回線に楽天モバイルのeSIM利用も可能です。
また、先で紹介した通り、楽天モバイルでは豊富なデュアルSIM対応モデルが販売中です。楽天モバイルへの新規加入の際にキャンペーンでお得にスマートフォンを購入し、キャリアのSIMカードと一緒に使うことも可能です。
手数料がほぼ無料で、再契約もあり

楽天モバイルは、手数料を常時無料としています。新規契約から解約までに必要な費用はありません!!
例えば、まずお試しで新規契約しデュアルSIM利用するとします。その後、楽天モバイルも悪く無いと感じ、完全にキャリアからMNP乗り換えて1回線だけにしようと思ったとしても、手数料無料で可能です。
- 新規契約手数料:無料
- 解約手数料:無料
- MNP転入・新規契約:無料
新規契約に手数料をとる会社がまだまだありますが、無料にしている楽天モバイルは素晴らしいですね。
まとめ:デュアル回線の副回線には楽天モバイル
如何でしょうか?楽天モバイル自体がメインでもおすすめできる通信回線でもあるのですが、キャリアとの契約で乗り換えが難しい人には、デュアルSIMは1つの選択肢です。
ドコモ・au・ソフトバンクを使いつつも、より安くデータ通信を使いたい人にはおすすめのアイデアでは無いでしょうか?
その上満足できるなら、将来は楽天モバイルへMNPで完全に乗り換えることも可能で、契約・解約ともに費用がかからないので、まずは楽天モバイルへ実験的にお試し利用するのは良いですね。
♪楽天モバイルなら、月々0円運用もできる♪
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