楽天モバイルは、とてもおすすめの通信キャリアです。
当然、おすすめするだけあり、楽天モバイルにはメリットも沢山あります。と、同時に楽天モバイルにはデメリットもあります。
そのデメリットの中で、段階制プランではちょうど良い”中間”が無いや使い切りが出来ない、そしてエリアによっては無制限で使えない、この2点に焦点を当てたいと思います。

楽天モバイルのUN-LIMIT VIは、段階制プランで、1GBまで無料、そして最大は無制限利用となっています。この2つの他に、3GBまで、20GBまでと、全4段階のプランです。
このページは、まとめ記事的な記載のため、一部情報が少ない可能性があります。個別の特集記事のリンクから詳細を確認してください。
楽天モバイルのデメリットを埋めるためのデュアルSIM
楽天モバイルの段階制プランは、メリット豊富ですし、無料で使える部分が大きいのでとてもサブ回線でも主回線にも向きます。ただ、特に目立つ2つのデメリットがあります。
- 段階制プランは使い切れない・広すぎる
- 無制限利用と言ってもエリア限定
この2つを解決する方法が、デュアルSIMです。楽天モバイルは電話が無料でかけ放題ですが、この他社にない特典を享受しながら、デメリットをカバー出来ます!
デュアルSIMで、段階制の罠から抜けろ!
楽天モバイル段階制プランについて、私が自作した図が下記の通りです。

お分かりでしょうか?楽天モバイルの物と比べると、真ん中の部分が非常に長い。
それもそのはず、4段階のプランは:
- 1GBまで無料
- 3GBまで1,078円
- 20GBまで2,178円
- 20GB以上は3,278円(定額無制限)
そして、それぞれの段階の1つ前との差を見ると、2GB・17GB・無制限です。
はい、3GBの次が20GBになります。正直これは、楽天モバイルのデメリットです。
例えば、下記の通り0.01GBオーバーしたら、次の段階制プランの料金であるそれぞれ1,078円・2,178円となりますね。

あるいは、楽天モバイルのパートナー回線利用は最大5GB/月ですが、段階制プランから、5GBが2,178円となり安いとは言い難いです・・・。
そこで考えられるのは、他の安いデータ通信を提供する会社と、(通話とSMSが最安で利用できる)楽天モバイルを併用すれば、最安の料金で、スマホ利用が可能です。
そこで登場が、IIJmioと併用・LINEMOとの併用のデュアルSIMです。
デュアルSIMでエリアを気にしない!無制限でも!
楽天モバイルの一番のデメリットはエリアの狭さです。人口カバー率は2021年内に94%以上を達成しましたが、それでもまだまだです。auパートナー回線でカバーしている部分もありますが、今後は徐々に減っていく予定です。そして逆に圏外が増える可能性もあります。
そこでおすすめが、大手3大キャリアの電波を利用する発想です。デュアルSIMを使えば、ドコモ・au・ソフトバンクの電波が利用可能です。
auは楽天モバイルのパートナー回線でもあり、(楽天 x auの)デュアルSIMにしても違いが無いかもしれませんが、ドコモやソフトバンクを使えば(特に地方では)繋がりやすさは変わります。
更に、楽天モバイルでエリアの狭さは繋がりやすさだけの問題でなく、無制限利用の観点でも大きく異なります。楽天モバイルで常時使う場合なら、無制限利用が3,278円は激安と言えます。しかし、パートナーエリアにも居る場合、(パートナーエリアで5GB超後)1Mbpsで無制限使い放題とも言え、3,278円/月は逆に高額な気になります。
それなら、元々遅め設定ですが、安いところを使えば良いこともあり、1.5Mbpsで使い放題にできるmineoとのデュアルSIMがおすすめとなりますよね。
それでは、具体的にそれぞれのデュアルSIMしたメリットを確認です!
IIJmio併用で楽天モバイルの段階制プランのギャップを埋める方法
格安SIMを利用すると安くなるのですが、その中でいちばんのオススメはIIJmioのギガプランと楽天モバイルを併用するのがオススメです。
- 細かくデータプランがある
- 圧倒的に安い
- 費用を固定化できる
細かくデータプランがある
SIMの種類 | 2GB | 4GB | 8GB | 15GB | 20GB | 追加データ |
---|---|---|---|---|---|---|
データ専用SIM | 748円 | 968円 | 1,408円 | 1,738円 | 1,958円 | 220円/GB |
eSIM | 440円 | 660円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,650円 | 220円/GB |
楽天モバイルは3GBの次が20GBでしたが、IIJmioギガプランであれば、細かく分類されているので、プランを選びやすく、使わず支払うこともありません。
また、追加データが安いこともり、基本プラン+追加データの使い方も可能です。例えば20GB以上でも追加データを購入すると、(27GBまでなら)楽天モバイルより安く使えます。
圧倒的に安い
IIJmioはギガプランが圧倒的に安いです。eSIMプランはデータ専用では業界最安級です。通常SIMは他社の方が安い場合もありますが、追加データの金額が220円/GBと、圧倒的に安くなっています。
もちろん、格安SIMですから、他社同様、残ったデータを翌月へ繰り越しや家族などとデータをシェアしたりと可能です。そのため、デュアルSIMだけでなく2台目などにも可能ですよね。
IIJmioと楽天モバイルを組み合わせると、電話・SMSは使い放題無料と安いデータ通信を組み合わせが出来ます。
費用が固定化できる
楽天モバイルの段階制プランの欠点(デメリット)は少しのデータ利用量オーバーするだけで、上の段階の値段になります。しかし、格安SIMの定額制のプランに入っていれば、毎月の利用料が分かり易くなり明瞭です。
先に書きましたが、iIJmioなら追加のデータ利用料も安いので、普段は決まった量でやりくりしつつ、足らない時だけ追加なら、更に節約も可能ですね!
さらに詳しくは、楽天モバイルと最強のデュアルSIM組み合わせを参考に
LINEMOとの併用で、エリアカバーとキャリアのスピードを
データ通信をあまり使わない人におすすめな楽天モバイルのデメリットを埋めるデュアルSIMとして、人口カバー率や通信品質をキャリアレベルに向上させつつ安くなるLINEMOとの併用がおすすめです。
特に3つの特徴があります。
- 安くキャリア品質の通信
- 人口カバー率を99.9%へ
- 追加のお得も
安くキャリア品質の通信
LINEMOは、キャリアの新プランとしてリリースされ、ソフトバンク回線を利用します。格安SIMとの一番の違いは、キャリアが運営している点です。
そのため、通信品質はキャリア同等と言われており、高速通信が可能で、昼間の混在時にも安定した速度が出ます。
LINEMOを推すのは、3GB990円のミニプランの存在があり、3GBなら楽天モバイルよりも安いです。そして定額制プランなので、3GBちょうどを使い切ることも可能です。
人口カバー率を99.9%へ
通信の安定性と同様に、楽天モバイルのデメリットであるエリアの狭さをソフトバンク網によりカバー出来ます。
人口カバー率はソフトバンクであれば99.9%と言われているので、日本でどこでも使えます。またリスク回避としても有用です。
auやpovoの同額で3GBある中でソフトバンクがリスク回避に良いのは、全く異なる回線であるからです。楽天モバイルのパートナー回線はauローミングですので、au回線系と合わせてリスク回避としてはあまり役立たない可能性もあるので、ソフトバンク+楽天モバイルになるLINEMO併用がおすすめ。
追加のお得も
少し触れましたが、povoよりLINEMOを進めるのは他にも利点があるからです。LINEMOでは、LINEギガフリーを無料で提供されています。
LINEMOであれば、LINEアプリの利用で消費されるデータがカウントフリーになります。3GBのミニプランではLINEのデータ消費がなくなるのはすごく助かります。
更に、povoと違い超過後のスピードもLINEMOは300Kbpsと速めな点も忘れてはなりませんよね。
更に詳しくは、LINEMOと楽天モバイルのデュアルSIMを参考にするか、LINEMO公式サイトへ
mineoとの併用で楽天モバイルの弱点をカバーし無制限使い放題を安く
次のオススメが、mineo(マイネオ)のパケット放題Plusと楽天モバイルの併用をする方法です。
楽天モバイルは、人口カバー率が2021年内には96%を目標にしていますが、他キャリアと比べるとエリアが限られ、それをカバーするためにパートナーエリアがあります。
パートナーエリアでは、電波の入りは問題ないのですが、5GBまでで2,178円となり、5GB越えると1Mbpsへ速度制限があります。
そのため正直高い金額になっています。しかし、マイネオのパケット放題プラスと組み合わせると、同程度の条件でも半額近い値段ができます。
- 人口カバー率99.9%へ
- 最大は1.5Mbps
- 半値近くと安い
人口カバー率99.9%へ
楽天モバイルはのパートナーau回線エリアは徐々に減っています。しかしmineoなら、さらに繋がりやすいと言われているドコモ回線等の選択も可能です。
あるいは、ソフトバンクも選べます。地方では繋がりやすさは場所によってキャリアの強さが変わります。そのためトリプルキャリア対応のマイネオを使えば、選択肢は最大です。
最大1.5Mbpsへ
mineo(マイネオ)のパケット放題Plusはオプションです。通常基本料金で高速通信を使え、超過後のスピードを1.5Mbpsにするサービスです。言い換えれば、(超過後は制限がないので)1.5Mbpsで無制限使い放題とも言えます。
楽天モバイルのパートナーエリアの超過後スピードは有料で1Mbpsですが、こちらは1.5Mbpsで使い放題で速いです。
半値近くと安い
mineo(マイネオ)のパケット放題Plusは、月額385円です。そして、このオプションはマイネオのすべてのプランへ適用が可能で、最安値プランのデータ通信専用SIM1GBを880円/月にも付けられます。
そのため、1,265円/月で1.5Mbpsで使い放題が可能になります。楽天モバイルだけだと5GBまでなら良いですがそれ以降は1Mbpsですし、料金も2,178円/月と高額です。
電話・SMS無制限使い放題0円の楽天モバイルと、マイネオのパケット放題Plusの併用で、総額1,265円/月で電話・SMS・データ使い放題完成です。
更に詳しくは、マイネオ(mineo)のパケット放題Plusと楽天モバイル併用のデュアルSIMを参考にどうぞ。
まとめ:楽天モバイルと格安SIMのデュアルSIMが最強
いかがでしょうか?楽天モバイル単体でも十分おすすめですが、格安SIMとの組み合わせも魅力的ですよね。節約したい人には特におすすめで、自分自身の使い方にあった組み合わせは是非検討すべきです。
IIJmioもmineoも、格安SIMの大手として大きなシェアもありおすすめですね。
そして、なんと言っても楽天モバイルです。無料運用も可能なので、デュアルSIMが1回線契約より安くできるのです。
まずは楽天モバイルへ
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