楽天モバイル Rakuten Mobileのデメリットは?乗り換え前に確認したい10の注意点

楽天モバイル圏外楽天モバイル

楽天モバイルは無料で始められ無料で使え、いつ止めるのも無料。

電話が無料でかけ放題、SMSも使い放題無料、海外でデータ通信2GBも申込なしで使えてと、多くの楽天モバイルのメリットはあるのですが、実は完璧ではございません・・・。

裏や罠は無くともデメリット(短所・弱点)にあたる部分はあります。

乗り換えてから「こんなはずじゃなかった!?」と後悔しないためにも、楽天モバイルのデメリットとその対処法も事前に確認しておきましょう!

先に書くと、皆さんが心配しそうな楽天市場からの多量の広告やDMなどはありません。楽天モバイル利用で、SPUがアップしたり楽天ポイントが貯まりますが、楽天市場への強制的な誘導はないですよ。


Rakuten Mobile(楽天モバイル)のデメリット&注意点まとめ!

楽天モバイルにもデメリットや注意点として以下のようなものがあります。これらのデメリットの詳細&対処法を、それぞれ解説していきます。

  1. 使えるスマホが限られる
  2. 全てのデータ通信が料金の対象
  3. 楽天エリアがまだまだ狭い パートナー回線はちょいちょい使う
  4. 段階制プランで料金に5GBや10GBはない
  5. Rakuten Linkには慣れが必要・・
  6. 繰越しやデータシェアはない
  7. 無料の電話番号と過信はしない
  8. 家族割などはない。複数回線は割高
  9. iPhoneとAndroidで料金体系が違う
  10. 段階制プランは止まらない

1つづつ詳しく見ていきましょう!

1. 使えるスマホが限られる

例えば、以前はiPhoneも楽天モバイルへ未対応でした。(現在は対応済み・販売中)

残念ながら現在ても、一部の(SIMフリーや他キャリアモデルの)持ち込みAndoridスマートフォン端末は存在します。

例えば、ドコモモデルのXperia 1 II(SONYの超ハイスペック機)・・・

ほぼ、対応全滅です。持ち込みをして、安くしたいと思っても出来ません。

スマートフォン対応が限られる理由

楽天モバイルは、対応スマホがすごく少ないイメージがありますが、よく言われる理由としては3つあります。

  • 割り当てられている周波数帯(バンド)が少ない
  • 大手キャリアが販売端末に対しバンドロックをしている
  • 楽天モバイルは特殊な最新技術を使っている

楽天モバイルは後発のため、利用している周波数帯(ケータイ電波)が他キャリアに比べ非常に少なく、楽天モバイルが利用する周波数帯に対応していない製品もある。

また、(SIMロックは原則禁止ですが)バンドロックと言われる、一部周波数帯を使えなくする行為は規制がなく、SIMロック解除端末でも楽天モバイルでは使えないままな事があります。

3つ目として、楽天モバイルが特殊な技術を利用しているからとも言われています。電波が問題なく受けられる端末でも、一部の機能が使えない場合があります。

悩む場合は、スマートフォン端末を楽天モバイルで購入がオススメです。

楽天モバイルでは、キャンペーン利用で最大30,000ポイント還元もあり、安く端末を買うために楽天モバイルへ加入する人も居るほどです。

2. 通信は全て料金の対象

楽天モバイルの段階制プランは、全通信を対象に料金が決まります。

全通信とは:

  • 全ての高速通信(楽天モバイル・パートナエリア含む)
  • パートナー(国内)回線5GB使用後の、速度制限1Mbp中の利用
  • パートナー(海外)回線2GB使用後の、速度制限128kbp中の利用
  • 「データ高速モード」をOFFにし、低速モードでの利用

パートナーエリアの低速速度制限中もカウント、データ高速モードをオフにしてもカウントです!

要は、低速通信で節約ってのは、

楽天モバイルには無い!

楽天モバイルのデータ高速モードオフでは節約は出来ない

データ高速モードをオフにし最大1Mbpsでパートナーエリアで利用してても、UN-LIMIT VIの段階制プランの基準になるデータ通信としてカウントされます

そもそも「データ高速モード」が存在するのは、パートナー回線では、高速通信が5GBまでなので、高速通信が必要な時・不要な時で使い分ける為だけです。

3. 楽天エリアがまだまだ狭い

楽天モバイルは2022年2月4日付けで人口カバー率96%を達成しました。大手3キャリアは人口カバー率でいうと99.9%を達成しているそうですから、まだ圏外エリアは存在します。

パートナー回線はちょいちょい使う

楽天モバイルは残念ながらアンテナ密度的にもまだ足りていないことがあります。その為楽天モバイルエリアに居ると思っていても、切り替わっていることがあります。

1年前と比べると(楽天エリアの穴は)減った印象があるものの、地方・地下・高層ビル群の付近では圏外やパートナーエリアへの接続となる事もあります。

4. 段階制プラン、3GBの次が20GB

楽天モバイルの段階制プラン料金を、グラフの横軸を等間隔にして書くと、20GB(2,178円/月)が結構広いです。

楽天モバイルの料金は基本的にお安いですが、月5GBや10GBのデータ利用で2,178円/月は、必ずしも格安とは言えないです。

月々10GB程度までの利用なら、格安SIMとのデュアルSIMで使うことも考えた方が良いですね。

5. Rakuten Linkには慣れが必要・・

Rakuten Linkには慣れる必要がありますが、まず毎月電話やかけ放題無料やSMS使い放題無料にするためには、(慣れている)標準アプリの電話やメッセージを使わず、Rakuten Linkを必ず使う必要があります。

標準アプリ(Rakuten Link外)利用で:
電話は30秒 22円
SMSは国内70文字 3円

しかし、Rakuten Linkアプリは、通話やSMS専用アプリではないです。支払いやニュースあるいはポイント関連のリンクなど、楽天モバイルユーザー向け楽天経済圏総合アプリっぽくなっています。

個人的にもシンプルでなく嫌いですが、電話無料かけ放題のためには、慣れるしかありません・・・

6. 繰越しやデータシェア等はない

格安SIMでよくある、使わなかったデータを翌月に繰越し、あるいは余ったデータを、他人とシェアしたりプレゼントと言った機能は、楽天モバイルにはありません。

楽天モバイルだから無いと言うより、”データが余る”と言う概念は段階制・従量制プランにおいて存在しません

段階制・従量制プランは、使った分だけ支払う、だからデータは余らないが基本です。

と言っても、段階制の「段階」は企業によって違い、楽天モバイルの3GBから20GBの間は少し開き過ぎな・・・。

7. 無料の電話番号と過信はしない(番号キープ目的には注意)

Rakuten UN-LIMIT VIの1回線目において180日間ご利用がなかった場合に、事前に通知した上で当社が利用停止できる

Rakuten Mobile

楽天モバイルは、1回線目はデータ利用量が1GBまでなら無料で使えるのですが、半年使わないと解約の恐れがあります。

旅行用・緊急用・SPU対策と利用はあると思いますが、通信を普段使わない前提の場合特に注意が必要です。

楽天モバイルを無料で使い続けるための方法については、特集記事で詳しく記載しています。

8. 家族割・学割はない。複数回線は一部割高に

楽天モバイルには、家族割や複数回線による割引はありません。あるいはシェアSIMなど1契約に対して複数のSIMカード発行はできません。

データ利用量1回線目2~5回線目
0GB~1GBまで無料(0円)1,078円
1GB~3GBまで1,078円1,078円
3GB~20GBまで2,178円2,178円
20GB~
(無制限)
3,278円3,278円

むしろ、上記の料金表の遠り、同一IDで2回線目以上契約すると基本料金は割高になり、(1GB以下は1回線目は無料でしたが)、2回線目は0GB〜3GBは価格1,078円になっています。

そのため、1GB以上のデータ通信をしない人には、同じIDで副回線や2回線以上の契約はもったいないです。

家族で入る場合も、それぞれが楽天IDを作成し加入しましょう。個別で入れば、各自が1回線目になりキャンペーンの対象です。

楽天モバイルは18歳未満もオンラインでの申し込みが可能で、更に保護者や他人名義の銀行口座やクレジットカードも受け付けているので、IDは別々で支払いはまとめても可能です。

詳しくは家族で楽天モバイルへ乗り換え方と注意点を参考に。

9. iPhoneとAndroidで料金体系が違う

iPhoneとAndroidとの違いは、2021年7月6日からスタートしたiOS版のRakuten Linkの仕様変更による物です。今までは両者共に、電話とSMSの発着信は全てRakuten Linkを通して利用でした。

しかし、今回の変更でiPhone用だけは、電話の着信はiOS標準電話アプリで利用、更にSMSは送受信ともにApple標準のメッセージアプリを利用となった事で、iOSのみ海外での着信が有料・SMS発信有料と改悪されました。

詳細は、楽天モバイルでiPhoneを使うために知っておく事で特集しています。

なお、多くのiPhoneユーザーにとって日本国内利用であれば、影響は微小で、どうしても嫌ならアンドロイドスマホに変えれば良いだけです。

10. 段階制プランは止まらない

段階制プランを採用している楽天モバイルのプランUN-LIMIT VIですが、自分の思う通りにきっちりとデータ量を使い切って丁度お金を払うことは難しいです。

特にiPhoneを利用している場合、データ利用量でのアラートや通信停止の機能はありません。アンドロイドの一部ではあるのですが正確性で言うと微妙です。

その為、かなり余裕を持った使い方が必要です。例えば3GBまでに抑えたいなら、my楽天モバイルで、2.5GB程度になると通信をやめておくなどです。

使い切りたい場合は、定額制のLINEMO併用のデュアルSIMも良いですよね。

まとめ:Rakuten Mobile(楽天モバイル)のデメリット

楽天モバイルのデメリット・注意点は以上でした。気になることありましたか?

スマホの持ち込みが難しいかもね。

確かに。
iPhoneなら問題なさそうだけど、
全く未対応のスマホもあるから・・・

楽天モバイルへ乗り換えを考えている人は、しっかり確認してください。特にデータ通信は、どの程度使うかでお得感はちょっと変わります。

しっかり、確認できたら、次はコスト無料で楽天モバイルへの乗り換え手順について詳しく確認しましょう!

あるいは、MNP転入で乗り換えする前に、事務手数料が全て無料なので、先に一度新規契約で加入するのもアリですね。

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