楽天モバイルから、2021年11月11日にAQUOSの新モデルsense6が発売されました。超人気モデルとなったAQUOS sense4 liteの後継機モデルとなっており、スペック・価格的にもお手頃なミドルクラスのスマートフォンです。
このページでは、じっくりとAQOUS sense6の特徴と、そして前モデルAQOUS sense4 liteと比べて紹介です。
AQOUS sense6 スペック表(sense4 liteと比較)

AQUOS sense6とAQOUS sense4 liteの主要諸元から比較をします。特に気にしたいスペックを抜粋しました。なお、senseシリーズには、sense4と6の間にsense5Gもありますが、楽天モバイルでは販売しておらず比較から割愛です。
sense4と最も大きな違いは、sense6は5G通信に対応しています。ただ、あまり変更していない点もあります。
その中で、ディスプレイサイズが5.8″から6.1″へとサイズアップしつつ、本体は薄く軽くなっています。また今回からIGZOの有機ELとなりコトラストが濃くハッキリし、画面内指紋認証にも対応と大幅な進歩が感じられます。
製品名 | AQOUS sense6 | AQUOS sense4 lite |
---|---|---|
価格(2022/3) | 39,800円 | 25,001円 |
色 | ライトカッパー シルバー ブラック | ライトカッパー シルバー ブラック |
サイズ | 約152 x 約70 x 約7.9 (mm) | 約148 x 約71 x 約8.9 (mm) |
質量 | 約156g | 約176g |
ディスプレイサイズ | 約6.1インチ / IGZO OLED FHD+ / 2,432 × 1,080 | 約5.8インチ / IGZO FHD+ / 2,280 × 1,080 |
連続待受時間 (LTE) | 約930時間 | 約1,020時間 |
連続通話(通信)時間 (LTE) | 約50時間 | 約63.3時間 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 690 5G Mobile Platform オクタコア 2GHz + 1.7GHz | Qualcomm® Snapdragon™ 720G オクタコア 2.3GHz + 1.8GHz |
OS | Android™ 11 | Android™ 10 |
内部メモリ(RAM / ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) |
メインカメラ(外側) | 約4,800万画素 (標準) + 約800万画素 (広角) + 約800万画素 (望遠) | 約1,200万画素 + 約800万画素 |
フロントカメラ(内側) | 約800万画素 | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 4,570mAh | 4,570mAh |
おサイフケータイ / NFC | 対応 | 対応 |
防水 / 防塵対応 | IPX5 ・ IPX8 / IP6X | IPX5 ・ IPX8 / IP6X |
通信 | 4×4 MIMO対応 IEEE802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth Ver5.1 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth Ver5.1 |
生体認証 | 指紋・顔対応 | 指紋・顔対応 |
SIMタイプ | nanoSIM / eSIM | nanoSIM / eSIM |
AQOUS sense6の特徴・メリット
ここからは、AQOUS sense6で特に注目したい点をピックアップして紹介です。
AQOUSシリーズの1番の特徴は、長く使えるようにされている点ですが、senseシリーズはそこに”お値頃感”もあるのが特徴です。
それではそれぞれ詳しく見て行きます。
長期利用を想定された設計思想が随所にあり

AQOUSシリーズは、本当に長期利用を前提に作られているとすごく感じます。個人的な主観も入っているかもしれませんが、次の理由でAQOUS sense6は長く使いたいスマートフォンです。
- OSアップデートを最大2回は約束している
- 3年後も電池容量を90%維持
- バッテリーが長持ちで充電回数も減らせる
- 堅牢性に優れ丈夫な外観設計
- 派手さがない無難なデザインで飽きが来ない
AQOUSには、「シャープは、発売から2年間、最大2回のOSアップデートをお約束します」と約束があります。そのため、AQOUS sense 6は、Android 11搭載でリリースされましたが、Android 12や13へもアップデートされる予定です。
続いて、スマートフォンで劣化が発生する1番の場所であるバッテリーについても、3年後も電池容量を90%維持となっている点、また1週間の電池持ちが可能とあり、バッテリーの充電回数が減らせる事からも、劣化が少なく長期利用に向いています。
そして、最後に外観のデザインです。防水・防塵・耐衝撃にも対応しているので外観も長い間変化を少なく維持できそうです。さらにデザインも奇を衒う事なく無難な形なこともあり、飽きが来ないですよね。
キャンペーン対象で実質19,800円に
モデル名 | 製品価格 | 初めての新規契約 | 初めての新規契約 +MNP乗り換え |
---|---|---|---|
AQOUS sense6 | 39,800円 | 34,800円 | 19,800円 |
楽天モバイルでの、AQOUS sense6の製品価格は39,800円(税込)となっています。キャンペーンへも対象で、初めて楽天モバイルへ新規契約する場合は「だれでも5,000ポイントキャンペーン」対象となり、5,000ポイントの還元を受けれます。
また、初めてでかつ他社から乗り換えで新規契約なら、5,000ポイントに更に15,000ポイントが追加で、最大20,000ポイントの還元対象となり、実質価格は19,800円となっています。
モデル名 | 楽天モバイル | NTTドコモ | KDDI(au) | OCN モバイル ONE (goo simseller) | mineo |
---|---|---|---|---|---|
AQOUS sense6 | 39,800円 | 57,024円 | 40,470円 | 31,460円 | 42,240円 |
また、製品価格自体は、他キャリア(ドコモ・au)より安いキャリア1位ですが、更に乗り換え特典を考えると、格安SIM各社よりも安くなるのが特徴です。
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AQOUS sense6の気になる点
続いて、AQOUS sense6の気になると点について紹介です。
プロセッサ遅くなった?700番台から600番台に
プロセッサが、Snapdragon 690となりました。Snapdragonは通常、百の位の値が上の方が高性能なプロセッサと言われています。AQOUS sense4 liteが720だったので、同じミドルレンジクラスのプロセッサですが、番号的に劣る様に感じもします。
ただ、「CPUはSnapdragon 690 5Gの方が上ですが、GPUはSnapdragon 720Gの方が上」*だそうで、プロセッサ全体としては、大きな違いはみられないそうです。ベンチマークテストだと、上記のCPUとGPUいずれ重視かで数値は変わる様です。
*引用:itemedia
バッテリー駆動時間が短くなった?
AQOUS sense6 | AQOUS sense4 lite | |
---|---|---|
バッテリー容量 | 4,570mAh | 4,570mAh |
連続待受時間(LTE) | 約930時間 | 約1,020時間 |
連続通話(通信)時間(LTE) | 約50時間 | 約63.3時間 |
バッテリー関連のスペックについて抜粋すると、バッテリー容量は、sense6もsense4 Liteも同じですが、待ち受け時間・通信時間を見ると、sense6が少なくなっています。
この1番の理由は、ディスプレイサイズが影響していると考えられます。AQOUS sense6は約6.1インチ(sense4 lite5.8インチ)と大型化されています。実はスマホで一番バッテリーを消費するのはディスプレイの表示です。
ただ、今回からOLEDとなった点もあり、本当は同じサイズのバッテリーならもっと減るところを、これだけの違いに抑えたと良い様に見る点かもしれませんね。
AQOUS sense6は、楽天モバイル専売機ではないが注意
AQUOS sense 4 liteの”lite”付きモデルは、楽天モバイルだけが販売する専売モデルでした。キャリアやSIMフリー機はAQOUS sense4として、一部格安SIMはAQUOS sense4 Basicとして販売していました。
そして、機能的な部分で違いがありました、例えば、”lite”と”Basic”はメインカメラが2眼(無印は3眼)となっていました。またliteはeSIM/nanoSIM、 BasicはnanoSIMのみ(デュアルSIM未対応)となっているなど違いがありました。
しかし、今回のAQOUS sense6は、LiteやBasic付きはありませんが、ドコモモデルだけeSIM未対応です。
また、1番の注意点は、AQUOS sense6は販売元によって対応する周波数帯(バンド)が異なります、所謂バンドロックです。その為、自分が使うキャリアにあったものを選ぶ必要あります。
楽天モバイル KDDI(au) | ドコモ | SIMフリー 格安SIM | |
---|---|---|---|
5G | n28,n77,n78 | n77,n78,n79 | n3,n28,n77,n78,n79 |
4G/LTE | 1,2,3,5,12,17,18,19,38,41,42 | 1,3,5,12,17,18,19,21,39,42 | 1,3,5,8,18,19,38,39,41,42 |
3G | 1,2,5 | 1,5 | 1,5,8 |
楽天モバイルで利用を考えるのなら、楽天モバイルモデルで買いましょう。
*全モデルともに、海外利用で必要なGSMは850/900/1,800/1,900MHzに対応です。
まとめ
AQOUS sense4 liteは大ヒットです。楽天モバイルの公式ランキングでもかなり長い間不動の1位を誇っていましたが、AQOUS sense6もかなり売れそうと感じます。
正直言うと、AQUOS sense6は個人的には面白くない端末と感じます。これはデザイン的にもすごく作り込まれていて、おサイフケータイにももちろん対応で、防塵防水IP68、MIL規格準拠の堅牢性もありとしっかりたい飽きが来ない物になっているからだと思いますね。
楽天モバイルのAQUOS sense6製品ページか、下記リンクから公式サイトで申込・詳細を確認してください:
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